インターハイ埼玉県大会決勝

気の抜けない4連戦から中4日で迎えた決勝戦。強風もあり、ロングボール主体の川口市立ペースで試合が始まりました。
連戦の疲労を抱えた南稜イレブンと、準決勝まで10点差ゲームを3試合続けてきた川口市立イレブンとで、出足の早さに差がでていました。
それでもボール保持を試みる南稜が先に左サイドからシュートの決定機。入ったかのように見えたシュートも風に乗りポスト横を通過します。やがてコーナーキックを狙い続けて角へ執拗にボールを集められたところからそのままコーナーで失点。
直後にフリーキックからこぼれ球に詰めて追い付いたかと思われましたがオフサイドの判定。上からの映像ではオンサイドでしたが、それもまたフットボールです。
後半立ち上がりにもコーナーキックからオウンゴールが起きてしまう不運。
ここからパスワークで何度か相手を剥がしシュートまでいき、押し込みますが、バーに当たるシュートなど得点を取りきれずタイムアップとなりました。
それでももう県内ではどこも倒せないのではないかと囁かれていた関東リーグの昌平を2-0で破り、準決勝では埼玉栄に被シュート０で完勝し、決勝戦でも面白いフットボールを見せれたこと。
マイナースポーツかもしれませんがチームスポーツで決勝戦に取り立て普通の県立高校が進むことは南稜女子サッカー以外にないかと思います。
ひたむきに努力した選手、それを支えたマネージャー、スタッフ、と価値あるファイナル進出を誇りに思いたいと思います。